在学生Student

経済支援Economical assistance

次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)
1. 概要

 本プログラムは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が実施する「次世代研究者挑戦的研究プログラム」により、我が国の科学技術・イノベーションの将来を担う優秀な志ある博士後期課程学生への経済的支援を強化し、博士人材が幅広く活躍するため従来の枠にとらわれない多様なキャリアパスの整備を進めることにより、博士後期課程学生を様々なキャリアにおいて活躍できる博士人材へと導くことを目的とするものです。

 総合生産科学研究科では、特にブルーエコノミー、グリーンサイエンス、カーボンニュートラル分野の博士人材の輩出を目指し、研究奨励金及び研究費(以下「研究奨励金等」という。)を支給することにより、博士後期課程学生が主体的に自らの挑戦的・融合的研究に専念できる環境を整えます。

2. 支援内容

支給期間は原則3年間です。

(1)研究奨励金:年額220万円
  • 研究に専念できるように生活費相当額として支給するもので、毎月18万3千円(各年度の支給開始月のみ18万7千円)を本人名義の通帳に振り込みます。
(2)研究費:年額50万円
  • 分野融合や挑戦的な研究の実施、海外派遣などを支援するものです。
  • 本学の会計規則等に沿って使用する経費であるため、指導教員が管理する予算として配分しますので、指導教員の助言等を仰ぎながら計画的に使用してください。
  • 使途については年度末の報告が必要です。なお、未使用額は翌年度に繰り越しが可能です。
3. 応募資格
(1)次に掲げるいずれかに該当する者(該当する見込みであるものを含む。)
  1. ①本研究科博士後期課程総合生産科学専攻に入学または進学し、同専攻1年次に在学する者
  2. ②本研究科博士課程(5年一貫制)総合生産科学専攻3年次(在学月数24か月以上36か月未満)に在学する者
(2)本プログラムの目的を理解し、本事業で実施する内容に取り組み、かつ、優れた研究能力を有するとともに、研究に専念することを確約できる者
(3)次のいずれにも該当していない者
  1. ①独立行政法人日本学術振興会の特別研究員(確定している者を含む。)
  2. ②国、民間団体等から生活費に係る十分な水準(年間240万円以上)の奨学金を得ている者
  3. ③所属する大学や企業等から、生活費相当額として十分な水準(年間240万円以上)で、給与・役員報酬等の安定的な収入を得ていると認められる者
  4. ④国費外国人留学生制度による支援、あるいは本国からの奨学金等の支援を受ける外国人留学生
4. 募集情報

年2回(4月期、10月期)募集します。ただし、自身の入学期以外の募集には応募できません。

  • 令和7年 4月入学・進学者
    応募締切:令和7年2月14日(金)17時
  • 令和6年10月入学・進学者
    ※選考結果はこちら
5. 支援者一覧
6. その他

採用学生向けの情報は学内専用の研究科ポータルサイトに掲載しています。

研究科ポータルサイト:https://msccnagasakiuac.sharepoint.com/sites/ist